順天堂大学 56 9 -1P- 21
14 -2P- 31
13 -3P- 25
20 -4P- 23
-OT-
-OT-
100 拓殖大学

GAME REPORT

 第1ピリオド、序盤、拓殖大はリズムの良いオフェンスから落ち着いて得点を重ね、開始3分で8点のリードを奪う。リズムを変えたい順天堂大だが、相手のプレッシャーディフェンスに苦しい時間が続く。中盤、拓殖大は堅い守りから、速い攻めを展開し#14村瀬が落ち着いてシュートを決める。一方、順天堂大は、#10越智、#5高瀬が3Pシュートを放つもリングに嫌われ、我慢の時間となる。終盤、順天堂大はファウルを得て、フリースローで徐々に点差を詰めていくも、9-21。拓殖大が大量リードで第1ピリオド終了。

 第2ピリオド、開始直後、順天堂大#6関根が力強いドライブでバスケットカウントを得るも、ミスが続く。対する拓殖大は#10ローがリバウンドやブロックショットで圧倒的な存在感を示す。さらに、#4安間のスティールからブレイクなどで加点し、一気に20点差をつける。中盤、順天堂大#15二渡は果敢にペネトレイトし拓殖大のファールを誘う。一方の拓殖大も、#15長岡が高さを活かした合わせのプレイで得点を挙げる。終盤、両チームファールが重むも、拓殖大は確実にフリースローを沈め23-52。リードを広げ前半を折り返す。

 第3ピリオド、開始早々、拓殖大はディフェンスから相手のミスを誘うと、両ウイングが走りこむ速い攻めで連続得点する。加えて、#4安間のアシストパスが冴え、加点。追いかける順天堂大は、#13米谷の3Pシュートを皮切りに、#10越智が連続で3Pシュートを沈め、チームに勢いをもたらすも、コンスタントに得点を重ね続けた拓殖大がリードを広げ、36-77で第3ピリオド終了。

 第4ピリオド、拓殖大はリザーブメンバーが躍動。差を詰めたい順天堂大は、#10越智がフローターシュートと3Pシュートを決め、さらに#6関根がパワープレイで3連続得点し、リズムを作る。しかし、拓殖大が相手のミスを誘いチャンスを演出すると、ブレイクを確実に沈め、簡単には流れを渡さない。その後も、拓殖大は堅守し相手を圧倒すると、拓殖大#16加藤の3Pシュートが試合終了のブザーとともにネットを揺らす。56-100で、拓殖大が勝利し、勝ち点を手にした。