関東大学女子バスケットボール連盟

 第1ピリオド、序盤、関東学園大は、#7西川がバスケットカウントを決め、幸先の良いスタートをきる、しかし、すかさず筑波大#7中川がドライブで決め返すと、#5鈴木もバスケットカウントで続き、リードを得る。関東学園大は、#4城田が果敢にゴールへ向かい、ゴールネットを揺らすも筑波大が安定したオフェンスから#12高辻や#17矢田が3Pシュートを沈め、追い上げを許さない。終始、リードを守ったまま20-13と筑波大が流れをつかみ、第2ピリオドへ。

 第2ピリオド、序盤から筑波大は、#7中川が先制すると#10吉成のドライブや3Pシュートが光り、安定感をみせる。対する関東学園大も、#6齋藤、#4城田の大胆な3Pシュートが決まり、喰らい付く。終盤、関東学園大は、相手のディフェンスの隙をつき、懸命に得点を狙うも、筑波大は#17矢田の3Pシュートで点差を二桁にし35-23。筑波大がリードを広げて前半終了。

 第3ピリオド、序盤、筑波大は#7中川が冷静な判断でポストから得点を決めると、#9松本のミドルシュートや#12高辻のドライブが続き、連続10得点と相手を突き放す。22点のビハインドを背負った関東学園大は、たまらずタイムアウトを請求すると#4城田や#8井上のドライブで巻き返しを図る。終盤、筑波大#10吉成や#9松本、関東学園大#11中島と互いに3Pシュートで加点し合うが、点差は詰まらず、55-38と筑波大が優勢のまま最終ピリオドへ。

 第4ピリオド、序盤、関東学園大は、引き続き#4城田の動きを起点に着々と加点。筑波大も鋭いパス回しから#7中川のポストプレイや#9松本のドライブが決まる。しかし、中盤に関東学園大は#5高橋が、3Pシュートやスティールからのワンマン速攻を続けて決め、差を一気に10点とする。その後も、関東学園大は、相手のミスに飛びつき#4城田の3Pシュートで4点ビハインドまで持ち込むも、最後は筑波大#9松本のフリースローで勝負あり。68-63で筑波大が相手の猛追を逃げ切り、2つ目の白星をもぎ取った。