関東大学女子バスケットボール連盟

 第1ピリオド、序盤、両チームとも重い立ち上がりが続く中、順天堂大#10越智が3Pシュートを決めると、関東学園大#15渡辺も決め返し、試合が動き出す。その後も、順天堂大#13米谷、#5高瀬が3Pシュートを沈めると、関東学園大も#7西川が決め返し3Pシュート合戦となるも17-19。関東学園大が僅かにリードし、第1ピリオド終了。

 第2ピリオド、開始早々、関東学園大#4城田が技ありのシュートを決めると、#11中島が続き、点差を広げる。対する順天堂大は#13米谷が3Pシュートを決め、簡単に流れを渡さない。中盤、両チームともにリザーブメンバーが試合を繋ぎ、28-32。関東学園大がリードを守り第2ピリオド終了。

 第3ピリオド、序盤、順天堂大は#13米谷が良いリズムでシュートを決め、同点にするも後が続かない。一方の関東学園大は、ディフェンスで相手を窮地に追い込み、走るオフェンスで加点。さらに、#12堀内のアウトサイドシュートが決まり、10点差を付ける。流れを変えたい順天堂大は、#10越智が強気の攻めからジャンプシュートを決めるも、関東学園大の勢いは止まらず、40-54。関東学園大がリードを広げ第3ピリオド終了。

 第4ピリオド、開始早々、関東学園大#7西川、#6齋藤が強気なドライブで先制し、点差を広げる。中盤、追いかける順天堂大は、ゾーンプレスを仕掛け、相手のリズムを崩すと#10越智、#13米谷が得意の3Pシュートを決め、一気に追い上げムードに。その後も、順天堂大の勢いは止まらず#10越智の3Pシュート、さらにはバスケットカウントを決め、最大18点あった差を7点差まで詰める。対する関東学園大は#12堀内のアウトサイドシュートで地道に加点。終盤、関東学園大は立て直しに成功し、順天堂大の勢いを止めると、冷静に得点を重ね、69-81。今大会初めてとなる貴重な白星を勝ち取った。