早稲田大学 70 19 -1P- 15
20 -2P- 14
18 -3P- 16
13 -4P- 17
-OT-
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62 白鷗大学

GAME REPORT

 第1ピリオド、開始直後から激しく接触し、闘志剥き出しの戦いが繰り広げられる。その中で、白鷗大#14佐坂がゴール下で機能し、先制点を奪うも負けじと早稲田大は#14田中や#22田村が内外バランスよく攻め立て、簡単に主導権を譲らない。終盤になっても、泥臭いリバウンド争いが展開されるが、早稲田大は#22田村が高確率な3Pシュート、#21高田が隙あらば安定感のあるジャンプシュートを放ち、チャンスを物にすると19-15。早稲田大が僅かにリードし、第2ピリオドへ。

 第2ピリオド、地道に喰らい付き、逆転の機会を伺う白鷗大は#6星が得意のジャンプシュートで得点を稼ぐと、#5高橋も執念の3Pシュートを沈め、相手に迫る。しかし、早稲田大は#7加藤が自らゴールへ向かうと同時に、攻撃の起点となりシュートチャンスを演出すると#14田中が打点の高いシュートを繰り出し、相手を寄せ付けない。対する白鷗大は、高さで劣る分#4上原が素早いパスワークを展開し、#9上田がノーマークで3Pシュートを決めるも後が続かず。39-29と早稲田大が二桁リードを奪い、後半戦へ。

 第3ピリオド、優位な状況を保ち、先行する早稲田大は#22田村が隙あらば3Pシュートを放ち、相手にプレッシャーをかけるも、白鷗大#8林が技ありのシュートを要所で沈め、応戦。中盤、白鷗大はチャンスを広げるべく、全員でルーズボールに跳びつくと相手のリズムをかき乱しにかかる。しかし、早稲田大#17中村(和)が冷静にゲームメイクすると#22田村を中心にコンスタントに加点し、相手の戦術に惑わされない。57-45と早稲田大が引き続き、リードを保ち最終ピリオドへ。

 第4ピリオド、追いかける立場の白鷗大は厳しいディフェンスを徹底し、リズムを立て直す。対してリードを守る早稲田大は、#33中田や#24今仲らセンター陣がゴール下をねじ込み、攻撃の手を緩めない。終盤、白鷗大は#9上田を投入すると、多彩なシュートエリアから才能を発揮させ、得点を量産するも無念のタイムアップ。70-62で早稲田大が総合力を見せ、貴重な白星を勝ち取った。