試合区分:No.809
開催期日:2018年5月13日
開始時間:14:00:00
開催場所: 日本女子体育大学
主審:茂泉 圭治
副審:小坂井 郁子,和嶋 陽一

早稲田大学 48 11 -1P- 13
12 -2P- 17
10 -3P- 19
15 -4P- 16
-OT-
-OT-
65 筑波大学

早稲田大学

HC:土橋 比呂志
No. PLAYER S PTS 3FG FG FT F REB AS ST BS TO MIN
M A M A M A OR DR TOT
1 安藤 友里恵 DNP
3 長谷川 玲子 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 0 0 0 2 3:11
5 細貝 野乃花 2 0 3 1 1 0 0 2 0 1 1 0 1 0 0 15:08
11 神山 夢来 DNP
12 石井 香帆 DNP
14 田中 真美子 13 0 0 5 9 3 3 1 4 7 11 1 0 0 3 40:00
17 河村 くるみ DNP
21 高田 静 14 1 4 4 15 3 4 3 1 2 3 2 3 0 7 40:00
23 澁谷 咲月 1 0 2 0 1 1 2 5 0 2 2 1 2 1 1 31:26
25 中村 美羽 DNP
26 船生 晴香 DNP
28 大西 胡桃 DNP
33 中田 珠未 12 0 0 4 10 4 5 4 1 7 8 0 1 4 5 40:00
34 今井 美沙樹 DNP
37 内山 未悠 6 0 1 2 6 2 2 2 3 5 8 0 0 1 1 30:15
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 3 4 7 0 0 0 4 00:00
合計 48 1 10 16 42 13 16 17 12 29 41 4 7 6 23 250:00

筑波大学

HC:柏倉 秀徳
No. PLAYER S PTS 3FG FG FT F REB AS ST BS TO MIN
M A M A M A OR DR TOT
5 嘉数 唯 DNP
11 木村 珠貴 8 0 0 3 5 2 3 3 2 2 4 3 1 0 0 36:14
14 伊藤 遥香 DNP
16 高辻 真子 7 1 6 2 8 0 0 0 1 4 5 3 2 0 2 36:25
20 矢田 真悠 11 1 2 4 15 0 0 1 0 3 3 0 2 0 4 27:39
23 渡邊 悠 2 0 0 0 1 2 2 3 0 5 5 2 0 0 2 16:19
24 佐々木 芽衣 1 0 0 0 2 1 2 3 0 1 1 0 0 0 0 11:35
31 夏井 麻朱 DNP
32 佐藤 由佳 14 1 4 3 7 5 8 2 2 2 4 1 0 0 0 28:01
37 田中 みなみ DNP
43 澤田 佳奈 DNP
45 佐藤 由璃果 22 0 3 10 16 2 3 4 8 5 13 0 2 2 3 40:00
72 出原 菜月 0 0 0 0 1 0 0 1 0 0 0 1 0 0 0 3:46
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 7 2 9 0 0 0 1 00:00
合計 65 3 15 22 55 12 18 17 20 24 44 10 7 2 12 250:00

GAME REPORT

勝てば全勝優勝となる早稲田大学と、優勝のためには絶対落とせない筑波大学との一戦。序盤は早稲田大が一気にリードを広げる展開となったが、その後、筑波大は開始9分に逆転に成功すると、#45佐藤(由璃)、#32佐藤(由佳)が連続得点し点差を10点にまで広げる。早稲田大は、#33中田、#14田中らを中心に加点しじわじわと点差を詰めるも、30-23と筑波大が7点リードで、試合を折り返す。後半、開始直後から激しいディフェンスと攻撃的なオフェンスにより筑波大がリードを18点に広げると、そこからは両チーム譲らぬ点の取り合いとなる。筑波大は#16高辻、早稲田大は#21高田がガードとしてチームをまとめ、冷静に試合を運ぶも、ファウルがかさむ激しい戦いとなる。優勝を争うハイレベルな戦いが行われたが、1試合を通して早稲田大の攻撃の要をおさえた筑波大が65-48で勝利し、11年ぶり13回目の優勝を手に入れた。


 第1ピリオド、序盤からハイペースな試合を展開する早稲田大は、#14田中、#21高田を中心とし、立て続けに得点する。対する筑波大は#20矢田のシュートで対抗するも、後が続かない。その後も早稲田大ペースで試合が続き、開始3分で9-2と7点差に。中盤、互いに激しいディフェンスを前になかなか点数を決めきることができず、両チームともに得点が止まる。しかし筑波大#11木村がジャンプシュートを決めると、#24佐々木、#45佐藤(由璃)がそれに続き、一気に点差を2点とする。終盤、早稲田大は#33中田がフリースローを決め、流れを取り戻そうとするも、筑波大#45佐藤(由璃)が技ありのリバウンドシュートを沈め、逆転に成功。13-11と筑波大の2点リードで第1ピリオド終了。


 第2ピリオド、前半、ゴールに嫌われスコアが動かない早稲田大に対し、筑波大は#45(由璃)、#32佐藤(由佳)を中心に次々と加点し、一気に相手を突き放す。その後も筑波大は#32佐藤(由佳)のドライブと3Pで連続得点し、点差は10点に。早稲田大はたまらずタイムアウトを要求すると、後半、#33中田、#14田中を軸とし、喰らいつく姿勢を見せるが、筑波大は粘り強いディフェンスと#16高辻の冷静な試合運びにより、優位を保つ。23-30と筑波大リードで前半を終える。


 第3ピリオド、開始直後から筑波大は激しいディフェンスをみせ、早稲田大のターンオーバーを誘うと、オフェンスでは#45佐藤(由璃)を中心に攻撃の手を休めず得点をあげ、流れを継続する。中盤に入っても、筑波大はドライブや速攻、ジャンプシュートなど様々なパターンで加点し、リードを18点にまで広げる。一方の早稲田大も#37内山のリバウンドシュートや#21高田のドライブなどで応戦し持ち直すも、終盤、筑波大の連取により、49-33。筑波大がリードを二桁まで伸ばし、最終ピリオドを迎える。


 第4ピリオド、序盤、筑波大は2-3のゾーンを敷くが、早稲田大は#21高田のアシストを中心にコツコツと得点を重ねる。しかし筑波大も攻撃の手を緩めることなく、#16高辻を中心に冷静に試合を運ぶ。優勝に向けて意地のぶつかり合いとなった後半、筑波大は#32佐藤(由佳)、#20矢田を軸とし要所でシュートを決めきる。対する早稲田大も#14田中を中心に果敢に攻めこむ。両チームともにファウルが積む激しい戦いとなったが、終始優位に立ち冷静かつアグレッシブに試合を運んだ筑波大学が65-48と勝利し、11年ぶり13回目の優勝を決めた。

日高 遼子