関東大学女子バスケットボール連盟

選手層の厚い拓殖大学と二巡目に入ってからも勝ち抜いている東京医療保健大学との一戦。拓殖大の高い得点力で医療保健医大との得点を離していく。それに対し、医療保健大は得点が決まらず苦しい戦いとなる。第2クォーターに入ると、医療保健大はキャプテンである、#77岡本の3Pシュートが決まりペースを掴んでいく。どちらも勢いのある展開となりブザービーターで医療保健大#22林が3Pシュートを決め、前半31-30の1点差で折り返す。後半、勢いを取り戻した医療保健大が拓殖大を捉え、リードを奪う。拓殖大は意地をみせ食らいつくも、及ばず、医療保健大が64-73で勝利した。

第1クォーター、前半、拓殖大は#55マーベラスがバスケットカウントを貰い確実に決め、流れを掴む。対する医療保健大は、中々点数が決まらず苦しい戦いとなる。だが、激しいディフェンスと高い個人技でファールをもらい、フリースローを確実に決め、点差を着々と縮めていく。拓殖大は、粘り強いリバウンドで点広げていき、#35高橋の3Pシュートが決まる。20-10と拓殖大がリードを奪い、第1クォーターを終える。

第2クォーター、早く差を縮めたい医療保健大は苦しい時間が続くも、力強いリバウンドをみせ、#77岡本の3Pシュートにつなげる。対する拓殖大は#55マーベラス、#31堂脇のシュートで更に勢いづけ、流れを渡さない。医療保健大は苦しい状況が続くが、#13内藤のシュートから、立て続けに#7洪の３Pシュートが決まり、一気に流れを引き寄せる。そのまま流れに乗り#12ルースが連続得点。勢いに乗った医療保健大は#22林がブザービーターで3Pシュートを決め1点差まで詰め寄り、31-30。拓殖大がなんとかリードを保ち、第2クォーターを終える。

第3クォーター、後半戦が始まる。序盤、拓殖大#32堀越がシュートを決める。医療保健大は３Pシュートを積極的に打つも決められず、粘り強いリバウンドを見せ、#22林が３Pシュートを決める。その後#77岡本がファールをもらい、フリースローで同点とする。そして、#77岡本が鉄壁なディフェンスで相手を圧倒し、ターンオーバーを誘うとレイアップで得点しついに逆転。それに対し拓殖大はシュートが決まらない中、#55マーベラスが力強いリバウンドでシュートを決める。その後#28狩野の３Pシュートが決まり勢いをつけたいところだが激しい点の取り合いが続く。最後、拓殖大#35高橋が３Pシュートを決めるも、46-52で医療保健大が逆転し、第３クォーターを終える。

第4クォーター、拓殖大は#55マーベラスがトップから華麗なドライブで得点を決める。そのあと、医療保健大#3エスターが得点を返すも、再び拓殖大#55マーベラスがシュートを決め4点差まで縮める。医療保健大のファールが重なっていくのをチャンスに何とか差を縮めたい拓殖大は#32堀越のスティールから鋭いパスを#35高橋に出し、シュートが決まり勢いづける。しかし、医療保健大#1古木が冷静に得点し流れを切る。終了間際、医療保健大#22林が３Pシュートを決めた直後、拓殖大#35高橋が３Pシュートを決め返したが、64-73。医療保健大が勝利した。