試合区分:No.5063
開催期日:2025年6月7日
開始時間:11:45:00
開催場所: 白鷗大学大行寺キャンパス
主審:唐川 幸
副審:河内 千沙

拓殖大学 76 20 -1P- 22
22 -2P- 18
22 -3P- 16
12 -4P- 27
-OT-
-OT-
83 早稲田大学

拓殖大学

HC:佐藤 森王
No. PLAYER S PTS 3FG FG FT F REB AS ST BS TO MIN
M A M A M A OR DR TOT
0 伊藤 瑠々 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 00:00
5 高橋 京香 7 1 3 2 6 0 0 4 0 5 5 1 2 1 1 27:56
7 曽根 妃芽香 5 1 9 1 3 0 0 1 0 1 1 1 2 0 0 21:37
8 ンドイ ウム 24 0 0 11 18 2 3 2 8 15 23 2 0 1 2 35:31
9 清水 さくら 5 1 8 1 6 0 0 0 1 2 3 4 1 0 1 28:07
11 古田 千夏 DNP
18 竹部 心羽 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 01:50
24 望木 智妃 0 0 1 0 1 0 0 0 1 1 2 0 1 0 0 04:10
26 落合 茉矢 DNP
27 オゼメナ カムスィ 2 0 0 1 1 0 0 1 0 1 1 0 0 0 2 12:19
30 大山 瑚南菜 13 2 5 3 9 1 1 4 5 0 5 0 3 0 4 25:32
47 坂口 彩花 10 2 5 2 11 0 0 5 2 1 3 1 4 0 0 23:25
72 月松 蒼 6 2 2 0 1 0 0 2 0 1 1 0 1 0 0 11:02
86 秋本 瑚々南 DNP
99 三國 ソフィアエブス 4 0 2 1 3 2 2 0 0 1 1 2 0 0 2 08:31
チーム 0 0 0 0 0 0 0 6 1 7 0 0 0 0 0 00:00
合計 76 9 35 22 59 5 6 25 18 35 45 11 14 2 12 250:00

早稲田大学

HC:大西 真由
No. PLAYER S PTS 3FG FG FT F REB AS ST BS TO MIN
M A M A M A OR DR TOT
3 松本 加恋 DNP
6 清水 瑠莉 14 0 4 6 12 2 4 4 2 3 5 2 1 0 3 31:33
8 福王 伶奈 4 0 0 2 6 0 0 1 3 5 8 0 0 0 1 33:39
9 橋本 芽依 25 6 17 3 7 1 2 1 2 6 8 3 1 0 4 38:12
12 阿部 心愛 24 1 4 10 18 1 4 1 8 7 15 2 0 0 4 34:56
16 下田 美希 12 0 1 5 14 2 5 3 4 4 8 4 1 0 5 38:53
25 西尾 美都 DNP
27 野呂田 優花 4 0 1 2 2 0 0 0 0 2 2 0 1 0 1 19:53
88 牧 芙羽香 DNP
チーム 0 0 0 0 0 0 0 0 5 8 13 0 0 0 0 00:00
合計 83 7 27 28 59 6 15 10 24 35 59 11 4 0 18 250:00

GAME REPORT

早稲田大学と拓殖大学の一戦。序盤は互いに譲らぬ展開となるも、拓殖大は、#7曽根や#30大山が高確率なアウトサイドシュート、#8ウムがゴール下で得点を量産。第3クォーターには拓殖大が二桁リードを奪う。しかし、終盤、早稲田大が#6清水、#12阿部のドライブや、#9橋本の6本目となる3Pシュートで勢いを取り戻す。粘る拓殖大を振り切り、早稲田大が76-83で接戦を制した。


第1クォーター、両者譲らぬ立ち上がり、重たい空気を切り裂いたのは早稲田大#9橋本。静寂すら感じさせるフォームから放たれた3Pシュートが、音もなくリングを射抜きチームに流れを引き寄せる。だが、沈黙を破ったのは早稲田大だけではない。序盤シュートに苦しんだ拓殖大も、#7曽根がロング3Pシュートで反撃の狼煙を上げる。さらに#5高橋が確実に3Pシュートを沈め、#8ウムがゴール下で得点を重ねると、一気に同点。そして#30大山が決めた3Pシュートで一瞬にして逆転し、会場がざわめく。しかし早稲田大は#27野呂田、そして#12阿部が鋭いドライブでディフェンスを切り裂き、確実に加点。早稲田大がわずか2点リードを奪い、20-22で第1クォーターを終了。


第2クォーター、流れを掴んだのは拓殖大。#5高橋が視野の広いパスから、#8ウムへ完璧なアシスト。美しい連携で先制点をもぎ取ると、ここからまるでシュートフィーバー。次々と放たれるシュートが決まり、早稲田大を突き放しにかかる。対する早稲田大は、チャンスをなかなか作れない苦しい展開。それでも全員でボールを回し、粘り強く攻め続ける中、#12阿部が鋭い3Pシュートを決め、#27野呂田がスティールからの速攻で得点。追い上げムードが加速する。そして、このクォーターでも魅せたのは#9橋本。この試合4本目となる3Pシュートを沈め、会場を沸かせる。しかし、クォーター終了間際、拓殖大#30大山がバスケットカウントを決め、再びリードを奪取。42-44で第2クォーター終了。


第3クォーター、拓殖大の“シュートフィーバー”はまだ終わらない。火付け役は#7曽根。続いて#30大山、#8ウムが次々に得点を重ね、勢いそのままに一気に二桁リードを奪う。

このまま突き放されるわけにはいかない早稲田大。#6清水が果敢なアタックで流れを断ち切ると、#12阿部も負けじとゴールに向かい加点。気迫のこもったドライブで徐々に点差を詰めていく。そして終了間際、再び#6清水が力強くゴール下を割って得点。エネルギッシュなプレーでチームを鼓舞するが、拓殖大が8点をリードしたまま、64-56で第3クォーター終了。


最終第4クォーター、追いかけ続けた早稲田大がついに反撃の狼煙を上げる。#6清水と#12阿部が怒涛のドライブでディフェンスを切り裂き、ついにスコアをタイに戻す。試合は振り出しへ。一方、中盤まで得点が止まっていた拓殖大。重たい沈黙を破ったのは#47坂口。放たれた3Pシュートがネットを揺らし、ようやく得点をもぎ取る。だが、その直後、またしても魅せたのは早稲田大#9橋本。勝負どころで迷いなく放った3Pシュートが、今日6本目の“沈黙の一撃”として決まり、点差は再び5点に。終盤、拓殖大は3Pシュートに活路を見出そうとするも、リングはなかなか味方せず。早稲田大学が粘り強い攻防の末、76-83で接戦を制した。

三瀬 未来