2019.11.30

キャプテン梅林「リーグ戦とはまた変わったチームになっている」/ 松蔭大学

 12月9日(月)より、第71回全日本大学バスケットボール選手権大会(#インカレバスケ)が開催されます。関東女子からは加盟校を代表してリーグ戦上位11チームが参戦します。今日は関東9位、松蔭大学をご紹介致します。


 今年のリーグ戦では1部リーグ3勝11敗で7位、山梨学院大学との入替戦に敗れ2部Aブロック降格が決まる悔しい結果に終わった松蔭大学。機動力を生かした速い展開の攻撃や、積極的な1on1から得点を重ねる得意のスタイルで40分間走り続ける。インカレでも一戦一戦粘り強く戦う姿に期待したい。

(#5 奥 伊吹)


 チームの主軸となるのは、パワフルなドライブやリバウンドでチームの得点源となる#5 奥 伊吹(3年/大阪薫英女学院高)や、キレのあるドライブやジャンプシュートが持ち味の#6 熊谷 日毬(3年/旭高)ら上級生に加え、幅のあるドライブで得点につなげる#11 伊藤 かれん(2年/千葉英和高)や、3Pシュートを得意とし新人戦では3ポイント王を獲得した#13 髙林 奈々(1年/高崎商業高)、さらにルーキーながら安定したプレーを見せるガードの#14 西江 瑠加也ワリペ(1年/昭和学院高)ら下級生。積極的に狙う外角シュートの確率とリバウンドが鍵になるだろう。

(#6 熊谷 日毬)

 キャプテンを務めるのは#4 梅林 由佳(4年/相模女子大高)だ。178cmと高身長ながらドライブから3Pシュートまでマルチにこなすポイントゲッターだ。また、体を張って大型選手を抑えるディフェンスやリバウンドでチームの支柱となる。梅林選手にインカレを9日後に控えた今の気持ちを尋ねると「楽しみです。残りのインカレまでの時間でさらに成長できるようにチーム全員で頑張りたいです。」とコメント。

 チームの状態については「この1ヶ月、1つひとつの取り組みを見直して練習を重ねてきたので、リーグ戦とはまた変わったチームになっていると思います。」と話す。

 インカレの目標を聞くと「ベスト8を目指して頑張ります。」と答え、「学生最後の大会となるので、今までやってきたことを出して悔いなくやり抜きたいです。」と意気込みを話した。

▼梅林 由佳

(松蔭大学/4年/NO.4/相模女子大高)

リーグ戦では全14試合にスタメンで出場し、1試合平均15.6得点(8位)を記録した。


 松蔭大学は10日、北海道の北翔大学との初戦を迎える。昨年は2回戦で同じ関東の専修大学に敗れベスト16で敗退となった。今年も1回戦を勝ち上がると同じ関東の早稲田大学との対戦になる可能性が高い。リーグ戦では2敗しているが「リーグ戦とはまた違ったチームになっている」と話す梅林選手の言葉のように、インカレでは何が起こるかわからない。謙虚にひたむきに戦い続ける松蔭大学のインカレでのパフォーマンスに期待したい。


▼初戦

日時:12月10日(月)11時30分~

会場:エスフォルタアリーナ八王子Bコート

対戦:北翔大学(北海道1位)


▼ロスター

https://jubf.jp/game/university-detail/id/106/type/intercollege/y/2019/s/women


▼大会公式サイト

https://jubf.jp/game/index/type/intercollege/y/2019/s/women


▼日程 ※女子

2019年12月9日(月)~14日(土)

▼会場

エスフォルタアリーナ八王子(12月9日~11日)

駒沢オリンピック公園総合運動場 体育館(12月12日~14日)

#大学バスケ #大学日本一決定戦

Writer
松本 さくら(マツモト サクラ)

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