関東大学女子バスケットボール連盟

今大会快進撃を魅せる拓殖大学と3連勝を記録している東京医療保健大学による一戦。前半、拓殖大は#55マーベラスを中心に得点を重ねていく。しかし、医療保健大が激しいディフェンスで圧倒し、リズムを掴むと持ち味の3Pシュートを成功させ、リードを奪う。後半に入っても、主導権は医療保健大が握る。拓殖大は、#35高橋がチームに勢いを与え、オールコートディフェンスから活路を見出すも、68-80、医療保健大が安定したゲーム運びで4つ目の白星を獲得した。

第1クォーター、序盤から両チームの凄まじいリバウンド争いが繰り広げられる。医療保健大が高い個人技で攻めるのに対し、拓殖大は#55マーベラスのゴール下の強さ、#35高橋の3Pシュートで応戦する。中盤、医療保健大は激しいディフェンスで守り、拓殖大のミスを誘う。ブレイクから次々と点を重ねる。対する拓殖大はなかなかリズムを掴むことが出来ず、苦しい時間が続く。医療保健大が高い得点力を発揮し、第1クォーターは13-24で終了。

第2クォーター、序盤、拓殖大は速い展開から#32堀越、#28狩野が得点。しかし、医療保健大も#3エスター、#18池松らが加点し、両者一歩も譲らない。中盤、拓殖大はディフェンスでミスを誘い、連続得点を奪うと、たまらず医療保健大タイムアウト。再開後、医療保健大は、鉄壁のディフェンスを見せやり返し、得点差を戻す。さらに、#22林の3Pシュートが2本決まり、リズムを掴む。拓殖大は#55マーベラスが奮起するも、点差は広がり、31-48、医療保健大リードで前半を終える。

第3クォーター、開始早々拓殖大#35高橋が3Pシュートを沈めると、続けて得点し、チームを勢いづける。対する医療保健大は#77岡本の連続得点で、簡単に流れを渡さない。中盤、医療保健大はアグレッシブなディフェンスを維持し、一気に加点していく。離されたくない拓殖大は#35高橋がバスケットカウントを獲得。さらに、オールコートでプレッシャーをかけ、反撃するも、47-70と医療保健大がリードを広げ、第3クォーターを終える。

第4クォーター、序盤、両者堅守を見せ、均衡した展開となる。中盤、拓殖大はオールコートディフェンスで医療保健大のリズムを崩すと、#19吉田の3Pシュートが決まり、反撃開始。しかし医療保健大#1古木が華麗にレイアップを沈め、チームを支える。終盤、拓殖大#28狩野の3Pシュート、#55マーベラスとの連携からまたも得点し、猛追。医療保健大も#3エスターが奮起し、バスケットカウントを獲得。最後に拓殖大#55マーベラスが得点を奪うも、68-80、医療保健大が4連勝。