関東大学女子バスケットボール連盟

高さとスピードを持ち味とし得点力のある拓殖大学と機動力を持ちチーム一体となって戦う日本体育大学との一戦。前半、拓殖大が主導権を握る展開となる。開始早々#35高橋が連続得点を決めると、的を絞らせない攻撃で一気に加点していく。対する日本体育大は、拓殖大の勢いに押されるも、#3小野寺の得点で食らいつく。後半、日本体育大の得点が伸び始め、差を縮める。しかし、拓殖大は安定した得点力をみせ、リードを守る。試合展開が変わったのは第4クォーター後半。日本体育大が#3小野寺、#8宮城らが一気に加点し、猛追。一時は2点差まで迫るも、拓殖大も意地をみせ、76-71で試合終了。拓殖大が勝利した。

第1クォーター、序盤、拓殖大#35高橋が連続得点を決め、流れを掴む。さらに、#32堀越がバスケットカウントを獲得し、勢いを加速させる。対する日本体育大は、#7近藤らのシュートで粘るも、拓殖大の得点を止めることができない。拓殖大は勢いのまま、#31堂脇、#34北原らが加点し、リードを得る。日本体育大は#8宮城が持ち味のドライブで得点を奪う。しかし最後、拓殖大#29佐々木が3Pシュートを決め、26-16と拓殖大リードで第1クォーターを終える。

第2クォーター、開始早々、拓殖大#28狩野の連続得点で日本体育大を突き放しにかかる。食らいつきたい日本体育大は、#3小野寺のゴールアタックから立て直しを図る。しかし、拓殖大はスティールから速攻で流れを渡さない。中盤、日本体育大#3小野寺がタフショットを含む連続得点で躍動し、流れを引き寄せる。さらに#19ロリアンがブロック、得点と追い上げムードになるが、拓殖大#28狩野の得点で再び離し、44-30で前半を終える。

第3クォーター、序盤、日本体育大は#55矢野が3Pシュートを決め、反撃の狼煙をあげる。しかし、拓殖大も#35堀越、#55マーベラスが得点し、一進一退の攻防になる。中盤、日本体育大は#3小野寺、#8宮城の得点で徐々に差を縮める。終盤、日本体育大#8宮城が3Pシュートを沈め、4点差まで迫る。しかし、拓殖大#55マーベラスが奮起し、リードを守り、56-48で最終クォーターへ。

第4クォーター、序盤、拓殖大は堅守から#28狩野の得点につなげる。さらに#55マーベラスも続き、リードを広げる。しかし中盤、日本体育大は#8宮城の3Pシュート、#3小野寺の独特なドライブで加点。さらに、#8宮城の高速ドライブ、#55矢野のプットバックで得点し、追い上げる。勢いに押される拓殖大は#32堀越が加点するも、日本体育大#3小野寺がバスケットカウントを獲得し、2点差に。しかし、拓殖大#35高橋が決め返し、そのリードを守りきり、76-71で終了。拓殖大が白星を獲得した。